ハリスホークを飼ってみたいけど、どのような基準で選べばいいのか、、と考える人は多いのではないでしょうか。
今回はどのようなお店やどのようなハリスホークを選べばいいのかを具体的な購入方法や飼育方法を解説していきます。
1.ペアレントレアードとインプリント
ハリスホークを購入するときに判断するポイントとして、ペアレントレアード(鷹が育てた鷹)とインプリント(人が育てた鷹)でメリットとデメリットがあります。
ペアレントレアードは、鷹が自ら卵から育てた鷹のことを指しています。そのため、人間への警戒心がインプリント個体より高いのが特徴です。自らを鷹だと認識している状態になります。
インプリントは、人間が孵卵器で卵から育てた鷹になります。インプリント個体のメリットとして、高い体重でフリーフライトができるため、パフォーマンスが高い状態を作ることができます。デメリットとして、空腹時に餌を求めて大声で鳴くため騒々しくなる可能性があります。
結論から言えば、ハリスホークに限ってはペアレントレアード個体の方を選んでください。理由としては、インプリント個体は、人間を恐れないため攻撃の対象になることがあります。そのため海外では、ハリスホークはペアレントレアード個体が常識となっていますが、日本ではいまだにインプリント個体が販売されており、店員でも把握していない場合があります。
判断の方法としては、餌鳴きをするのか、威嚇行動があるかなどで概ね判断できます。
また、ハリスホークは鷹の中でも頭が良く、ペアレントレアード個体であっても調教は難しくありません。
ペアレントレアードといっても、どこで購入すればいいんだろう??
2.鷹の調教を指導できる人から購入する
鷹の飼育は、犬や猫と全く別物と思ってください。鷹に恐怖心を与えないで調教していく必要があります。そのため、ペットショップではなく猛禽類専門店など、調教の相談ができる猛禽店やブリーダーからの購入をお勧めです。すでに、ペットショップ等で購入された場合は、流派に問い合わせてみるのも良いかもしれません。
3.鷹を調教する際の考え方
鷹は、オペレント条件付けで調教を行います。人が鷹に対して、求めている行動をとった場合にのみ、報酬(餌)をあげることで調教を行なっていきます。鷹は報酬(餌)を利用して、調教を行なっていくことが大前提となっており、決して恐怖心や罰で調教を行なってはいけません。鷹が人に対して恐怖を覚えると調教を受け入れてもらえなくなります。
調教で重要なことは、餌を与えるタイミングです。悪い例としては、人が求めていない行動をした際に報酬(餌)を与えた場合、「人が求めていない行動」を覚えてますので、餌を与える際には注意が必要です。
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